黒猫knightの銀幕night

古い映画館の片隅に住む黒猫の映画についてのつぶやきです

映画レビュー「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」(2025)“かわいい”は最強!

【映画データ】

・タイトル:たべっ子どうぶつ THE MOVIE

・製作年度:2025年

・製作国::日本

・監督:竹清仁

・上映時間:90分

・レーティング:G

・ジャンル:アニメ ファミリー


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【あらすじ】

約50年前、不思議な流れ星がスイーツランドをまばゆく照らしました。

流れ星はカヌレ山の火口に飛び込み、それ以来火口からは光り輝く砂糖が噴火するようになったのです。

その後、スイーツランドでは、不思議な事が起き始めました。

お菓子を食べると、そのお菓子のキャラクターである“オカシーズ”が現れるようになったのです。

彼らはすぐに人気者になりました。

その中でも世界的に人気になったアイドルグループが、「たべっ子どうぶつ」。

「たべっ子どうぶつ」のメインボーカルは、リーダーの“らいおんくん”と天翔ける馬の“ぺがさすちゃん”。

“らいおんくん”は、自分より目立つ“ぺがさすちゃん”への不満を隠さなかったので、グループは少々険悪な雰囲気になっていた。

とはいえ、世界中を回ってきた「たべっ子どうぶつ」たちは、1年ぶりに故郷のスイーツランドへ帰るために専用の飛行機で向かっていた。

しかし近づくにつれ、突然妙な雲が飛行機を覆ってしまい、飛行機は不時着。

「たべっ子どうぶつ」達が降り立ったスイーツランドは、わたあめに占拠されてしまっていて、人の気配が皆無だった……。

【ナイトの覚え書】

1978年(昭和53年)から発売されている、動物をかたどったギンビスのロングセラー菓子「たべっ子どうぶつ」。

現在では世界20か国以上で販売されている、お馴染みのお菓子。

そんな「たべっ子どうぶつ」のキャラクターたちが、フル3DCGアニメーションで映画化。

しかも、歌って踊るアイドルグループとして登場する。

お菓子の仲間たちを捕らえ、この世からすべてのお菓子を排除して世界征服を企む、凶悪なわたあめ軍団。

その野望を阻止し、仲間たちを救うために、「たべっ子どうぶつ」たちが立ち上がる。

……けれど、かわいいだけが取り柄で、戦闘力はゼロ。

武器なし、策なし、意気地なし!

どうする?

どうなる!?

それでも、彼らには「かわいい」という、最強の武器に気付いてしまう。

画面やセリフのあちこちには、メーカーの垣根を越えたお菓子たちが登場する。

知っているお菓子を見つけるたびに、「あっ!」となる楽しさがある。

こういうカメオ出演は、気づけた分だけ嬉しくなる。

そして、たべっ子どうぶつたちが歌って踊る。

かわいい。

でも、ただかわいいだけではない。

仲間を助けるために勇気を出し、力を合わせ、できることを精いっぱいやろうとする。

その姿を見ていると、いつの間にか応援したくなってくる。

3DCGアニメーションといえば、ピクサーやイルミネーションなど、アメリカ勢の印象が強い。

けれど、日本にもこういう作品をもっと作ってほしいと思わせてくれる一本だった。

お菓子は、人を笑顔にする素敵な存在。

そして、“かわいい”もまた、人を笑顔にする。

かわいいだけで世界を救えるのか?

救える。

なぜなら、“かわいい”は最強だから。

【銀幕余話】

本作は、メーカーを越えたお菓子が主役!

たべっ子どうぶつ(ギンビス)

アスパラガスビスケット(ギンビス)

しみチョココーン(ギンビス)

うまい棒(やおきん)

蒲焼さん太郎(やおきん)

よっちゃんイカ(よっちゃん食品工業)

タラタラしてんじゃねーよ(よっちゃん食品工業)

ハリボーグミ(HARIBO)

ポリンキー(湖池屋)

カラムーチョ(湖池屋)

ココアシガレット(オリオン)

ばかうけ(栗山米菓)

シャンメリー

ビアードパパ

ベアグミ

きっと、まだ見つけられていないお菓子もあるはず。

映画を観ながら「知っているお菓子」を探すのも、本作のもうひとつの楽しみ。